news

2017/10/11 13:20

(写真:ムートンのキノコスツール)

高校時代、革製品が好きで、当時の日記に将来は4つの天然素材、革(Stone)木材(Wood)金属(Metal)石(Stone)の4素材で物作りブランドを作りたいと書いてあった。大学生時代、大学から渋谷までよく歩き、毎日のように東急ハンズを見て回っていたが、特に気に入っていたのが素材販売フロアにある革端切れコーナーだった。特に何を作るというわけでもないのに、1枚100円から500円ほどの革端切れを買い、触った感触に喜びを感じていた。今から見るとあまりに稚拙な作品を作ったりもしていた。

その後、新聞社に入社し15年ほどは遠ざかっていたが、ある日クマのクッキー型を見つけて、それで革を抜いてみようと思い立ち、レザークラフトを再開。ちょうどハンドメイドが流行りだした2009年に木工と組み合わせた革張りスツールをメインにデザインフェスタに出展したところ、評判が良かったことで気を良くしてクラフトマン魂を燃え立たせ、現在に至るきっかけとなった。